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essay
Vol.01
Updated 2000/10/12
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The Truth of Woman
唯一無二の線を探し求める。あたかもそれは最初から定められていたかのような、微塵の迷いも感じさせない鋭さと、美とを定着させる力を持った絶対なる線を。幾度となく描いては消し、その繰り返しの中からやがて求める線が朧気に見えてくる。
しかし、限り無く近づいたと思えたその一瞬後には、その線は突然揺らぎ始め、曖昧なる迷宮の方へと消え去ってしまう。

目、眉、唇、髪、指、全ての線がその揺らぎの中から出てくるのである。そして、その線が交わり、集まって一人の女性像が出来上がるのである。したがって、その女性像は確かに私自身が描いた女性ではあっても、私が創造した女性とは言えないのである。

私は、私にとってのミューズを描きたいと思っている。そしてできれば、その揺らぎの中の迷宮で私に力を与えてくれる存在もミューズであって欲しいと願っている。たとえ、私の画く女性像が、私の心の中の脆弱なセンチメンタリズムや、青白い煩悩の炎から生まれたものであったとしても、ミューズの祝福を与えられれば、純粋へと昇華し、再び永遠なる真実の女生として生まれ変わる事ができるのだから。

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